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【コラム】利益相反取引であってもOSSは申請できる場合もある【自動車登録】

2021-05-27

OSSを使いやすくしたい行政書士の山口です。ご覧いただきありがとうございます。先日、利益相反取引(会社代表者と、代表者との売買など)の場合は、OSSの申請ができないということについて投稿させていただきました。

これについては、3箇所に確認してすべてNGという回答を得た後に、改めて私が自動車ワンストップサービスヘルプデスクに連絡し、再度申請できないことを確認しました。

再三確認して、どうしてもだめだというお話だったので、OSSの改善できる項目として情報を公開しのです。

しかし、自動車OSSのヘルプデスクで、レンタカー登録が一律できないという誤った回答がされたので、もしかしたら、利益相反取引も間違った回答だったのではないかと考え、再度改めて確認しました。その結果、実は申請方法によってはできることが判明しました。5回も確認する私も私ですが、4回も間違った回答がされてしまうことに、まだ制度として未熟な部分があると感じます。

今回は、実際にできるケースとは何なのかについて説明したいと思います。

自動車ワンストップサービスの2つの申請方法

OSSには二通りの申請方法があります。「個別申請」と「一括申請」です。

個別申請は、国の提供するOSSポータルサイトからの申請で、一括申請は、一括申請者としての登録をした業者が、民間が開発したソフトウェアで申請する方法になります。(公には「一括利用者システムからの申請)と呼ばれます。)

個別申請は一般向け、一括申請は専門家(大量申請者)向けといった感じになっています。専門家でも一般向けのポータルサイトを使用した個別申請をすることはありますが、一般個人が住所変更の申請などをする場合は、準備諸々が大変な一括申請を使うことはまずないでしょう。

一括申請と個別申請の違い

一括申請と個別申請は、申請方法がそもそも違うということはありますが、申請できる範囲も若干異なります。

たとえば、新車新規の場合、一括申請の場合は、未成年者の申請が可能(親権者の同意書を添付)ですが、個別申請の場合は未成年者の申請をすることはできません。

他には、レンタカー登録の新車新規も一括申請の場合は、可能(レンタカー事業証明書等を添付)ですが、個別申請の場合は申請することができません。

ちょっと古い資料ですが、一括申請と個別申請で何ができて何ができないのかまとまっている資料がありますので、興味がある方はダウンロードしてください。

OSS申請対象(H29.4)

利益相反取引における個別申請と一括申請の違い

さて、ここまでの解説でピンときた人もいたかと思いますが、利益相反取引も一括申請は可能(株主総会議事録等を添付)ですが、個別申請は不可能となります。

5回目の問い合わせのときに、確認に時間がほしいと言われて、数時間後の折返しの電話で上記の回答を得ました。

もともと、できないほうがおかしいということで改善要望を伝えていたので、できるという判断は至極真っ当だと思うのですが、普及させたいのであれば、できるものとできないものについて、しっかりアナウンスしてほしいです。

山口事務所としても、一括申請でOSSを使用していることを常に伝えるように改善していこうと思います。

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